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ACIM2010-09-25

September 25, 2010 ©NWFFACIM
2010年 9月 25日

原文テキスト
http://www.nwffacim.org/tgp/forums/thread-view.asp?tid=29981&mid=143997#M143997
オーディオ&ビデオ
http://www.nwffacim.org/tgp/forums/thread-view.asp?tid=29978&mid=143991#M143991

今晩は。 ようこそ。

Webのスクリーンに表示されているとおり「動きは続いています」。
これはファウンデーション(NWFFACIM)が運営されている場所、ポールとスーザンの住んでいる場所を(前の家から2.5マイル離れた)新しい家に移す事について言っているのです。
私達は「動きが継続しています(the Movement continues)」と言い続けて来ました。

それから、今現在喋っているのはラジではなく、私 - ポールが話している事を明確にさせてください。
今、ラジではなく、私(ポール)が話しているという事をハッキリさせたいのです。

「動きは継続しています(動きが続いています)」と言ってはいますが、それは現在とても遅く動いています。
それぞれの過程で、抵抗にあっているように感じられます。
私達の内部に抵抗があると言うよりは、何かが起こって動きが止まってしまうのです。

そしてこれらの事に対処している時、「二つのステップ」を行うことは、とても役に立ってきました。 それでも、色々な抵抗が居残っており(抵抗に出会っており)それに対処するのはとても疲れることだから。 だから色々困難でした。

私は自分の性癖(今までのやり方)に負けて、物事に反応してしまい、要求してしまい、コントロールしようとしてしまいました。

しかし、「二つのステップ」はその様には働きません。 何故なら「二つのステップ」は「あなた(神)の意志がなされますように。」と言って、それが(神の意志が)何なのか聞くことだからです。

今夜(ラジではなく)私が話している理由は、第一に私が疲れ切ってしまったからです。
ここ数週間に起こった事はとても難しくて、私は根尽き果てました。

長い間諦めずに続ける事が必要な場合、「二つのステップ」を行うことは、必ずしも若々しいエネルギーをもたらすとは感じられない、と既に解っておられる人も多いことでしょう。

私達の能力(これが自分の限界だと私達が感じている範囲)を超えて継続しなければならない場合は、特にそのように感じられます。

「二つのステップ」を実践する事は必ずしも楽しい事だけではないようです。
「二つのステップ」は必ず実りある事ですが、必ずしも楽しいこととは限らないと私(ポール)は思います。

私はラジに「何故、私達はこれらの抵抗に直面しているのですか? 何故、私達はパーソナルな反感(エゴ)の問題にさらされているのですか?」と訊ねました。
彼は、「これは以前話した、カニ樽論理が働いているのです。」
(カニ樽論理 = crab barrel theory。 以前翻訳文では蛸壺に置き換えて説明しましたが、私の理解に変化があったこともふまえ、ここではカニ樽とします。)

自分達には正当化できない「良きこと」が起こっているのを見た者は、 自分の為に受け入れられる範囲を超えて「動き」が起こっている事を見た者は、「理由のつけられない良きこと」が他者に対して起こっている時、それを阻止しようとするのです。


ふーん。 興味深い答えですね! と私/ポールは言いました。
それで説明はつくかもしれませんが、そう聞いても私は全く楽にはなりません。

そのような説明が有っても無くても、肝心なのは私が「二つのステップ」をし続ける事です。
自分のベストを尽くして、「聖なる瞬間」/「神の法が成り立っている事を私が理解している場所」に居続けなければいけないのです。

そして物事はノロノロと進み続けました。 そして経済的支援も少ししか届いていませんでした。 これが私のストレスになっていました。

そして今朝眠れぬ時間を過ごしている時、ストレスを感じ続けている時、
私は自分が今晩の会合(このインターネット放送)を怖れている事に気付きました。

意欲はあれど、ラジを聞き続ける決意はあれども、インスピレーションに満ちてミーティングに臨むことは不可能に思えました。
今までの経験からいっても、私が疲れている事はプラスにならないと考えていました。

しかし「自分以外のものに成ろうとしなければ」リラックス出来る事に気付いたのです。
今晩「私自身」としてここに居て、「自分以外のもの」に成ろうとしなければ、私はリラックスする事が出来るのです。

そしてもう一つ気付いたことは、「私に出来ない事は、私には出来ない」です。
私とワイフのスーザンにとって「私達に出来ない事は、出来ない」のです。
だから私は出来るふりをする必要はないのです。
そして、「ヘルプ! 助けて下さい。私に出来ない事は私には出来ません」と言えるのです。

ラジがはじめた、この「動き」を経済的にサポートする事は私個人には出来ません。

私とスーザンだけで、今の家の家財道具をトラックに入れて、新しい家に移し、階段の上を運び、荷解きする事は出来ません。
誰かに頼まなければ出来ないのです。誰かにお金を払って、私達が今現在持っていないお金を払って引越しを手伝ってもらう必要があるのです。 

私のエゴがその責任を負って自分でやろうとし、「私」にストレスをかける事は可能です。
そして今までそうして来ました。 何故なら、私は全てを「私自身」の中に抱え込んで来たからです。
「自分がこれ程無能だなんて言う訳にはいかない。」と言って、自分の中に抱え込んでいたのです。 
しかし私には言えます。 そう私は言いたいのです。

皆さんご存知のとおり、経済的支援を求める必要がある場合、私はいつも緊張してしまいます。 しかし今夜私は緊張していません。

今夜は、ハー、「我々は助けを必要としています!」と言えます。

私達(スーザンと私、そしてクリスとジュディ)だけでこれをする事は出来ません。
(家の修理/改築を含む)新しい家の為に必要な仕事を我々だけでする事は出来ません。
私達は工事や修理の為に人を雇う必要があります。
そして、その人達に支払いをする為に人々の支援が必要です。

私達自身でこれをする事は無理です。
でも私達には献身があり、続ける意欲があります。

私達は「二つのステップ」を行い続け聞き続けます。
そして「ラジ」の言っている事を知らせ続けるでしょう。
これはこの28年間全く変わらなかったし、これからも変わりません。

しかし引越しがあるので、ラジを聞く事を続ける為には助けが必要です。
そしてとても多くの助けが必要なのです。

ラジがとても費用のかかる仕事を与えた事に関しては、残念に思います。
自分の与えられた仕事が残念なのではなく、 私達の求めている助けが非常識に見られてしまうかもしれない事に関しては、残念に思います。

3週間後には柵を作り、その費用8000ドルを払う必要があります。
これはかなりの金額です。 しかし柵は必要なのです。
そして私達は建築資材も購入しました。 これも約8000ドルでした。
来月の九日にこの支払いをする必要があります。

そして10月の終わりには、二軒分の不動産税を払う必要があり、総額約6000ドルに成ります。
そして引越しの為には三人位の人手を雇う必要があります。
これがどの位の費用になるか全く解りません。しかし、私達は引っ越す必要があるので、これは正当な費用です。

献身と意欲をもってワークが続けられるように、私達は引っ越し安心して住めるようにしなければいけません。

だから、私は何の恥も感じずに「あなたの助けが必要です。」と言うことが出来ます。
あなたの助け(募金)が、一ドルでも十ドルでも百ドルでも千ドルでも構いません。
たとえ僅かでもありがたいのです。

そして募金(の知らせ)を受け取る度、私はとても感謝しています。
お金を送ってくれた人に感謝の念を捧げています。
受け取った小切手の全てに対して、感謝を表明しています。
これを気軽に財布に入れて、何も考えずに銀行に入金している訳ではありません。
全てのギフトの意味(ありがたみ)を確認し、それを軽々しく扱ってはいません。


そして新しい家に関して、ラジはもう二つの事も言っています。
それは停電になった時自動的に切り替わる発電機と、そしてエレベーターです。
(新しい家は既にエレベータが付くように準備されていますが、エレベーターそのものはまだ入っていません。)

私個人としては、これを正当化する事は出来ないでいます。
仕事のない人、仕事を失ってしまった人もいる事は私も知っています。
「私は家族を養わなければいけないのですよ。 彼等(タトル家)は何故エレベーターなんか必要なのですか? そんな必要はないでしょう。 彼等も他の人と同じように階段を上がれば良いではないですか?」

しかし聞いてください。
「二つのステップ」を行って「ガイダンス(ガイドの指示)」を聞いたなら、それに逆らったりそれを無視したりする事は得策でないと私は経験から学びました。

この家のWholeness(全体性)の一部としてエレベーターが必要だとラジは何度も言っています。

だからガイダンス(指示)を聞く事に関して、(私は)新しく学ぶ必要があるのです。 エレベータの意味に関して学ぶのではなく、「何故、人はエレベータを持つのか」学ぶのではなく。

ガイダンス(指示)を訊ねるプロセス、そしてガイダンスを受け取るプロセスに関して学ばなければいけません。 
そして、聞き取ったガイダンスを無視せずに、それを心から受け入れ支持する事を学ばなければいけません。  
そのガイダンスに関する学びが完全に体験出来るように。 「聞くこと」に関する学びが完全に体験出来るように。

だから私はラジが言った事を信じます。
これらの事をどの様にして賄うのか私には解りません。 何故なら、現在私個人には支払い能力は無いからです。

そして、どのような事が世界で起こっていても、食費を必要としている家族がいても、これも(工事や費用やエレベーターや柵や引越しも)また必要不可欠なことであるに違いないはずです。

そして、どれだけ僅かな支援でも意味があるのです。
どの様な額でもありがたいのです。

私は今晩話し始める前に、「何か言いたい事があるか」ラジに聞きました。
彼は「いいえ、あなたが感じている事を、あなた自身の言葉で言いなさい。」と言いました。
だから、そうしたのです。

そして今「何も付け加える事はない」とラジは言っています。
スーザンと私とクリスとジュディは、新しい場所で先に進み喜びと共にワークを続ける準備が出来ています。  
それが私達の喜び、私達の望みです。

これに対するサポートを皆さんに是非お願いします。

聞いてくれて本当にありがとう。

通常ならお話しの最後にはラジが “I Love You All” と言うのですが、
私に“I Love You All”と言わせてください。  

私は「今晩は疲れ過ぎていてミーティングは出来ない」と殆ど言ってしまうところでした。
「ストレスが多すぎる!」とか。

私(ポール)と会った事が無いので私(ポール)とは付き合いがない、と感じている人もいるかも知れません。

しかし、WEBのフォーラムになにか書き入れてくれた人や、あるいは、あなたの名前を小切手や銀行からの知らせに認めたとき、あなたとお付き合いがあると私は感じ嬉しく思っています。

そして私は、あなたの名前を見覚えて(認めて)います。
まだお会いした事は無いかもしれませんが、あなたは私の昔からの友達みたいに感じられるようになりました。

ラジの指示により先週はミーティングを行いませんでした。
そして今夜、私はあなたと繋がるため、あなたに敬意を払うため、あなたに話しかけなければいけないと感じたのです。

そうできて幸せです。
あなた方、一人一人を私は愛しています。

そして来週皆でラジの話しを聞く事を楽しみに待っています。


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岡上(訳)

ポールさん降参してますね。
私も降参です。 これが正しい事なのかどうか全く解りません。
寄付は自己責任でお願いします。

ラジのACIMスタディーの翻訳は4回分保留になっています。
現在Sun~Rose本(You are Loved and Safe)の下訳が半分終ったところです。
この本の下訳が終ればラジの翻訳を再開すると思います。
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「Northwest Foundation for A Course In Miracles」の行動は全て無料で提供されています。 これは無条件に差し伸べられた愛によって実施されています。 ギフトとはその様なものだから。 
貴方と同等の方が既にこのギフトを貴方に差し出したので、これらの資料が貴方に提示されています。 Raj の指示により、これらの資料が売買される事はありません。 この機関「Northwest Foundation for A Course In Miracles」へ募金される場合、下記のWEBサイトを通して行なうか、あるいは下記の住所に郵送して下さい。

この日本語翻訳はNWFFACIMの運営には直接関与していない一個人が行ったものです。


A Course in Miracles Study Group with Raj, September 25th 2010
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翻訳 岡上

Author:翻訳 岡上
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