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精霊

そこはフランスでした。
白い広い庭の中です。 グラウンドと言うべきなのかもしれません。

青ざめた顔の人がいます。 これが私です。
上質な青い上着と、卵色の絹のパンツ。 とても上品ないでたちです。
血の気が引いて、白い顔が一層白く見えます。
それを私が見ているのです。 少し離れた所から、宙に浮かぶ光の玉になって(これが霊です)。 

私は庶民の出でした。 しかし才覚のある努力家で、官僚として成り上がって行きました。
自分の努力で道を切り開いたのです。 「これでもう誰にも馬鹿にされない。」

しかし思わぬ事が起こります。
初めは馬鹿騒ぎだと思っていた騒動が革命に成ってしまったのです。
私は捕まりました。 茶番のような裁判の後、ここに引き出されてきたのです。
これはまるで悪夢のようです。

私は庶民のためになることをして来た筈です。(彼等の一員でありたいとは思わなかったけれど。)
なのに何故、私が罰せられなければいけないのでしょう?
しかし、霊である私は怖れていません。 

まだ私は迷っています。 
もしここで自分の出生を語り泣いて慈悲を乞うたなら、命は助かるでしょうか?
でも、その様なことが私に出来るでしょうか? 命と引き換えでも到底出来そうにありません。
「惨めな生まれでも私は特別だ。私は頭が良い。私は努力した。」
このプライドのために私は生きてきたのです。
でも、もうそれもすぐ終るのでしょう。

その人のすぐ傍に浮かんで待っている様に見える霊は何を思っているのでしょう?
しかし、私がその霊なのではなかったのでしょうか? 私はその人を見ているのです。
私はその人であり、その人の傍に居る霊であり、その二つを見ている視点でもあるのです。

テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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翻訳 岡上

Author:翻訳 岡上
ACIM - A Course In Miracles

hiro.okaue@gmail.com

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