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Chapter 23

2月26日 金曜 夜


ポール: ラジ、私は必要なら二日間でもここに座って、貴方を完全に聞けるようにリラックスしましょう。

ラジ:  ありがとう、ポール。 しかし真夜中までかからないと思いますよ。

ポール:  ラジ,  もう少し瞑想したいと思います。

ラジ:  いいでしょう。 

ポール: [瞑想]

これで良いですか、ラジ?

ラジ:  結構です。 

ポール:  スーザンが私に教えてくれた本の内容は、私と貴方に当てはまりますか?(#1)

ラジ:  ハイ、ポール。 貴方に当てはまる事も、私に当てはまる事もありました。

ポール:  あの本を読んで「私が学べる無限の方向がある」と思うようになりました。
もしかしたら私の(思考/観察の)枠組みが狭すぎたのかもしれません。

例えば、貴方は私に「自分はマスターだ」と言いました。

ラジ:  ハイ、私はそう言いました。

ポール:  それは私が読んだ本の中に出て来る様なマスターという意味ですか?

ラジ:  この時点では、貴方は今以上私に関して知る必要は有りません。 だからその質問には答えないでおきましょう。

ポール:  他の人々が自分達のガイドについて述べている時、そのガイドとは必然的にマスターなのですか?

ラジ:  いいえ、そうとは限りません。

ポール:  これはバイブレーションの相性(マッチング)の問題なのですか?
貴方が私と共にいるのは我々の相性がマッチしたからなのですか?

ラジ:  これは単に、我々がマッチ(同調)したと言う事です。

ポール:  つまり私がガイドと話しておらず、マスターと話している事には特別な意味は無いのですね。

ラジ:  ポール、私はマスターです。 この意味は、私がキリスト(あるいはマイトレーヤ)の地球上の再出現と直接係わり、それをサポートしているという事です。

貴方が、「キリストの帰還と直接係わっていないガイド」とマッチした場合でも、貴方のガイドは来るべき事態を貴方に教え始める事でしょう。 何故なら、今起こり始めている事は宇宙的な事柄だからです。

ポール:  どうも私は混乱してしまったようです。

クレーム氏の本を読んで私は「マスター達は複数の個人達に働きかけており、コンタクトが行えるポイントまで成長した人達とワークしている」と考えました。

貴方が私の教師で「貴方がただ単に私とだけワークする」という事なら理解できます。
しかし二つの重要な事が起こっている様です。 一つは私自身の成長です。
もう一つは、地球が全体的にそれ自体の成長点(キリストの再来とも呼ばれています)に来ていると言う事です。

貴方が私のガイドで、なおかつ英知のマスターの一人なのは、ただの偶然なのですか?

ラジ:  ポール、全てのマスター達は「英知のマスター」なのです。 しかし全てのマスター達が「キリストの再来」に参加している訳ではありません。

ポール:  ラジ、これが理解できるまで話したいのです。 本当にこれを理解したいから。 この様に質問攻めにしても悪く思わないで下さい。

ラジ:  私は一向に構いません。

ポール:  出来るだけ正確に貴方の言う事を書き出す積りなので辛抱してください。

ラジ:  構わないですよ。 

ポール:  マスター達には複数の生徒がいるのですか?

ラジ:  マスターによってはそうです。

ポール:  しかし貴方は、私としかワークしていない? これで正確ですか?

ラジ: 私は貴方とだけワークしています。 その理由は単に、現在私とマッチしているのが貴方だけだからです。

もし私とマッチした人達が現れたら、彼らともワークする事に成ります。しかし、そうなっても貴方の経験には全く変化は無いでしょう。

ポール:  それから忘れる前に言っておきましょう。 我々の会話の一部を一人の親友に見せました。 彼女は貴方の言っている事をよく理解出来るでしょう。

彼女に全会話のコピーを郵送しても良いですか? 彼女はとても興味を持つと思います。
それがどの様な役割を果たすかは解りません。

ラジ:  彼女に全会話のコピーを送ってよろしいです。 しかしポール、この様に私に聞かずに、他の人に会話の全コピーを与えてはいけません。

ポール:  ラジ、その規則に絶対的に従う事にします。

ラジ: それ以外に質問がありますか?

ポール:  はい。 現時点では、我々のワークだけに集中して、私が休憩中に眺めていた様な本は避け続けたほうが良いのでしょうか?

ラジ:  ポール、それは賢明な考えです。 

自分の考えを少し揺さぶる為に本を読むのは悪くない考えです、しかし、現時点では貴方が読んだ内容はただのナンセンスだと考えて、ただ単に私に従いなさい。
ポール:  そうする事にします。

あのもう一つの本は私にはトンデモ過ぎて真実には思えませんでした。 あるいは、そこに示されている真実は余りにゴテゴテ化粧が施されていて、真理が見通せない様でした。

ラジ:  その通りです、ポール。

ポール:  馬鹿な質問に聞こえますが、貴方は私を騙したり間違わせたりする事もできるのですか?

ラジ:  私には出来ません。 何故なら私はパーソナリティ(人格)ではないからです。

貴方は、私と言うドアを通して、宇宙の英知と直接話しています。 この開かれたドアを通して貴方は「ある事/存在する事」を学び始めています。

無限の進化、無限の宇宙的進化がある事は真実です。 現在貴方が想像出来るよりも多くの、無限の進化が存在しています。

しかし貴方の惑星には、この主題に関する不正確な情報が(マインドの迷走に囚われている個人を通して)マスター達から伝えられたものとして多く配布されている事も事実です。

「開かれたドア」に成る地点にまでは成長していない人達が(メッセージを伝えてしまって)いる事も事実です。 彼らは自分達の論理や概念を話しています。 今夜はその様な論理や概念の一例を貴方に示して見せましょう。

しかしポール、「存在」の全ての無限と永遠は、実際にはとてもシンプルに存在している事をもう一度強調して起きましょう。

貴方が聞いてきた事とは反して、悪魔は存在しません。 邪悪な力やダークサイドなどは存在しないものです。

これが永遠に無限な事実です。 これが事実なので私がこの視点から偏向することはありません。

私の主要な目的/関心は、「貴方自身」が貴方の「存在」の意識的体験として(個人的に)開いていく事です。

これが貴方のするべき第一事項です。 何故ならば、貴方こそが「永遠に不変な」一つなのだから。

キリストの再来という(三次元的に見える)出来事は、(貴方の体験として)永遠の内に貴方に起こる幾多の出来事の一つです。

貴方が体験しているどの様な出来事も、「それを体験しているもの」つまり貴方ほどには重要ではありません。

自分の事をマイトレーヤの信者(あるいは特定のマスターや教師の信者)と定義してはいけません。

貴方は自身の「存在」の進化(それ自身が開いて行き、それ自身を貴方の意識体験として示します)の内的な道に従っていかなければいけません。
これが貴方が従うべきルール、貴方が頻繁に参照するべき指標です。

ポール:  良く解りました、ラジ。 どうもありがとう。

ラジ:  あの一連の書籍は、私がこの午後話していた事の一例です。

「信じられない様な事」を発表する場合、「それを信じられるようにする確信」を与えられる様でなければいけません。 そうでない場合に発表する事は、人々の助けには成りません。

視点がより無限に成ったなら(視界がより限界に囚われなく成ったなら)(物事の)「自然」と「機能」がよりシンプルに見えるようになります。 より複雑に見えるように成るのではなく。

ポール:  それは抵抗無く受け入れる事が出来ます。

三人の紳士が部屋に居た晩、マイトレーヤがここに来る準備をしており意志を持っている事に私は気付きました。
これは、彼の出現に対して私が何らかの貢献をするという意味だと私は理解しました。
つまり、私は彼と出会い。 彼と関わりを持つようになる筈です。

ラジ:  そうです、ポール。

ポール:  私の視点からは、これ以上にやりたい事は他にありません。

ラジ:  彼もそれを知っていますよ、ポール.

ポール:  彼も、貴方が私に説明しているような事柄を見ているのですね?

ラジ:  ハイ、ポール。 彼と私は、私が貴方に説明している以上の事を見ています。

しかし確実に言えるのは、貴方の視界がより無限に(限定的でなく)成れば、貴方の物事に対する理解もよりシンプルに成る、と言う事です。

ポール:  私自身の神聖を否定して、それを「外側に」見る、それを「彼」の中や他者の中に見る、という間違いをするべきではない。 そう貴方は言いたいのですね。

ラジ:  その通り。そして貴方が彼と会う前に、貴方はこれをクリアにしておかなければいけません。

でなければ、貴方は「貴方が考える彼」に圧倒されてしまい、貴方「自身」を無視したり軽視する様に成り、すると三次元に限定された視点だけから行動する様に成ってしまいます。{自分の「存在」ではなく、外側に見えている彼に依存する様になります。}

以前にも言ったとおり、これをしたなら非常に苦痛な事になるでしょう。 何故なら、貴方は(三次元のみの視点を)卒業したのだから。 だから、貴方は苦しんで時間を浪費する必要はありません。

貴方は奉仕する沢山の意欲を持っています。 しかし自分をメインディッシュにして他者に与えてしまってはいけません。 貴方は、貴方のセルフ(貴方自身)を(放棄して)他者に与えるべきではありません。

貴方は「彼の存在」の目的を満たしており、その「存在」が「ひとつ」である事を知らなければいけません。

我々は「見える事/触れる事」(実感)のレベルでだけ、「円の中の円」や「パターンの中のパターン」の関わり合い(相互干渉)を体験する事が出来るのです。

シェークスピアが言った様に「貴方自身に対して正直で居なさい。そうすればそれ以外の事は自然と上手く行くでしょう、夜が昼に続く様に。 そうすれば貴方が誰かに対して不誠実に成る事もないでしょう」(#2)

貴方がマイトレーヤに奉仕できる唯一の方法は、貴方「自身」に対して誠実である事です。 彼が彼自身に対して誠実である様に。 ポール、これをとてもクリアにしておかなければいけません。

貴方が気づき始めている様に、現在この地球と言う惑星の大半の人々はまだ、この要点を理解出来るポジションには居ません。

マイトレーヤは、偉大な革新の力と能力を持って現れるでしょう。

しかしこれらの力の背後にあるエネルギーは、「その時まさに変えられている様に見えている人達自身」によって供給されるのです。

覚えておきなさい。 生徒の準備が整ったとき先生が現れます。

教師は「彼」自身の力によっては現れるのではありません。 彼は生徒自身の準備か整った事によって現れるのです。

キリストは「彼」自身の素晴らしい力によって現れ出る事は出来ません。 何故なら、「彼」はその様な力は有していません。

彼が現れられる唯一の理由は、「人類が成長し変化する準備/意欲を整えた事」のみです。

生徒達の意欲が(彼ら自身にその自覚が無い場合でも)、教師の現れる道を整えるのです。

クレーム氏の本は「キリストと英知のマスター達が、彼ら自身の決断故に現れる」と暗に示唆しています。

この本の中ではその様に書かれていますが。 事実は、彼らは1551年や1901年や1970年にはその様な決断をする事はできませんでした。 何故なら「存在」のハーモニーがそれを許さないから。 これはハーモニー(調和)に満ちた出来事でなければならないのです。 (今以前には)生徒達の準備は出来ていませんでした。

貴方にも解るでしょう。
生徒達の意欲が整った事によって教師が現れており、教師自身の力によって彼が独自に行動している訳ではありません。

貴方が「あの場所」にいて貴方の「存在」の全てを「意識存在」として体験している時、  貴方が自分個人として動き回ったり、自分(個人)がしたいと思った事をする事は出来ない様に。

貴方がその様に存在出来るのは、貴方の(三次元的枠組みの)想像の中だけです。

ポール:  心配しないで下さい、ラジ。 メッセージを聞き取りました。 私はこれを何度も読み返すでしょう。

ラジ:  話を続けますよ、ポール。 「彼」は偉大な力と共に現れ、その力が生徒の意欲の中にある事を貴方に示して見せます。

彼が持ってくる様に見える力は基本的に、世界中で思考のスピリチュアル化(あるいは内的悟り)として体験されます。

しかしこれが全ての人を完全に覚醒させるわけではありません。 彼らの成長は内部化/内面化される必要があるのです。 丁度貴方がそうした様に。

ポール、貴方の奉仕がどの様なものになるか知らせると、私は言いましたね。
貴方の奉仕はマイトレヤに向けられます。

私は、貴方が彼の為(あるいは彼と関係する他のマスターの為)に何をする様に成るか詳しく言う事は出来ません。

そう、貴方が気付いた様に、マイトレーヤとマスター達は協力して一緒に働く様に見えます。

しかし彼らが一緒に働いている様に見える唯一の理由は、彼ら一人一人が彼らの(四次元的人の)「存在」の視点から(つまり「一つの全て」として)働くからです。

「マインドとしてマインドの外にいる」と言う事は、そのマインドの無限の開示と完全に調和(ハーモニー)していると言う事です。

沢山の人達が、おのおの無限の「マインド」と完全に調和していた場合、その沢山の個人達がそれぞれと調和して働いている様に見えるのです。

しかし調和(ハーモニー)は、見かけのレベルから発生している訳ではありません。
貴方はこれもクリアに理解していなければいけません。

私が「・・していなければいけません」と言った場合、それは「貴方がしなければならない事が沢山ある」と言う意味ではなく、それは要点を強調しているのです。

貴方は「存在の一体性(ワンネス)」を見つけることに熟練している訳ではありません。 だから私は、貴方が「実際に行われている事」を急速に吸収し、それと同化出来る様に助けたいのです。

貴方も、私の主要な興味は貴方に注がれており、世界規模のイベントに対してでは無いと気づき始めています。 別の言い方をしてみましょう。

私がこの世界的イベントを援助出来る唯一の方法は、このイベントを(直接)援助するのではなく、『貴方の「存在」(意識体験としての「貴方の全て」の一体性)の無限性に対する』貴方のビジョン(視界)をクリアにする事を援助する事によってです。

三次元上に起こっている様に見えている事は、何一つ「真実」を示してはいません。
だから今夜は、その様なリアリティの見かけに関して話しているのです。

ポール:  ラジ、感謝します。 そして貴方の言う事が理解出来ました。

ラジ:  この時点で会話を中断しましょう。 今までの会話をタイプして下さい。
今日中にタイプし終わってまだ私と話す元気があるなら、それも良いでしょう。 

ではそれまで、さようなら。

__________________
(#1)Baily, Alice A., "Treatise on Cosmic Fire."
(#2)"Hamlet," Act I, Scene iii.  ハムレット、第一幕、第三シーン、

テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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翻訳 岡上

Author:翻訳 岡上
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