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Chapter 44

5月10日 月曜 夜


ポール:  はい、ラジ、私は一人に成りました。

ラジ:  貴方はこれを良く理解しましたが、でもより明確にしましょう。

「一人に成る」とは(他者が存在しそれとは別に自分が存在するという考えに基づいた)三次元的概念です。
これはエゴのものです。 それには気をつけなければいけません。

貴方の体は、落胆/心配/恐れとして貴方が認識している感覚を身体的に示している事に気付いてください。
この感覚はただのフィーリングではなく、意図を持っている事に気付いて下さい。

この感覚が貴方に(客観的に)何かさせようと、動機付けるのです。

これを観察している時、貴方であり私である観察は、クリアで不動で平和である事に気付いて下さい。

自身の「存在」と一緒にいる(自分の「存在」と共に一人でいる)とは、「外側」にほんの僅かな投射さえ行わず、完全に普遍的に「いる事/存在する事」です。

それは「神のマインド」以外のものは持たない事です。 「その」意志は貴方に向けられていない事に気付きなさい。
「それ」が貴方に影響を与えようとしていない事に気付きなさい。 『「それ」が働きかけられる様な分離した自分』を貴方は知らない事に気付きなさい。

それを理解しよう、計算しようとするのではなく。 ただ「それ」に気付きなさい。

今現在、貴方にはまだ『自分は「エゴ」が言い立てる様な存在だ』と信じ、自分が苦難に遭っていると信じる傾向が残っています。
と同時に貴方はその筋書きを信じ切ってしまって居る訳でもありません。
これにただ気付きなさい。

貴方は今まで、最後の所まで行った事はないので、これは貴方にとって新しい領域です。

しかし、(私との会話によって)貴方が得た領域を放棄しない限り、貴方は「自分が先に進み続ける事」を見るでしょう。 貴方は後戻りはしません。

では、貴方の言いたい事を聞きましょう。


ポール:  私はとても震えています。

ラジ:  いいえ、ポール。 それは貴方ではありません。 貴方のエゴがとても震えているのです。 これは良い兆候です。

ポール:  貴方が今朝示したポジションを保つ事により、私はギリギリの所まで来ていると思います。

ラジ:  何故ですか?

ポール:  それは私が何かを失おうとしている様に見えるからです。

ラジ:  ほら、それ。 それがエゴです。

ポール、貴方の「存在」の無限の外に出られるものが何もないなら、「貴方」は何を失う事が出来るでしょうか?

貴方はとても厳格でなければいけません。
もし貴方が何も失えないなら、貴方は何も失っていません。
貴方の全ては今でも存在し機能しています。 そして貴方の全ては存在し機能し続けます。

ポール:  オーケー。 私の全てが存在しておりそれが機能し続けている事はしっていますが...

ラジ:  「でも」と付け加えるのは止しなさい。 貴方が今言ったシンプルな事実と共に留まりなさい。

「でも」がくせ者です。 全てが無限の「マインド」で、全てがその無限の表明/表現です。(#1)
ここには、「でも」は少しもありません。 

『「存在」は「パーフェクトなポイントの後ろにいるのではなく、パーフェクトなポイントに向かって進んで居る訳でもありません。」 「存在」はそのポイントにあり、それをそこから理解する必要があります。』(#2)

「存在」は決して三次元的枠組みの意識(エゴ)の観点からは理解できないのです。

貴方は、ヒントや手がかりや客観的な保障を探すのは止めるべきです。
「存在」はその様なものは必要としていません。 「エゴ」だけが、貴方を引っ掛ける為にそれらを必要としています。

貴方が(エゴとの)「戦い」をしている時覚えていてください。 実際には戦いは存在していません。

これは貴方の自己認識(自分のアイデンティティを認めること)の杜撰さを改善するプロセスなのです。

これは貴方に影響を与えて「誤った方向に向けさせようとする試み」に見えますが、しかし貴方は「非常に高い」「秘密の場所」に隠れているので、押し出す力が貴方の元まで届く事はありません。 貴方はこれを体験した事があります。

麦と毒麦(雑草)の例え話にある様に、リアリティ/非リアリティの「分離体験」はそのままにして置きなさい。(#3)

それらは平行して存在するに任せなさい。 それらが別々の意識を起こしている様に見えても、そのままにして置きなさい。

それら両方が見えている限り、貴方は三次元だけの枠組みには縛られなくなります。

この二重意識の体験が、貴方が境界線を越えた証です。

貴方はもう三次元的領域にはいません。貴方にはそれが未だに見えて感じられていたとしても。 これに関しては、私の言う事を信じてください。

今から古い領域に背を向けて、(四次元的な人としての)貴方の「存在」の深遠を覗き込み始めなさい。

以前にも言ったように、貴方が境界線を越えれば、(物事に対する)説明が自動的により早く出てくるように成ります。 これは必然的にそうなるのです。

ポール、一番初めに私との会話を求めた時、貴方は準備が出来ており、その時に「逆戻り不可能な開示」を起動したのです。
そして貴方はこのプロセスを通して何も失いません。

以前も私は上記の事を言って、貴方が難しい時期を経過する事を助けた筈です。
心配しないで下さい。 私は自分が話している事に関してよく理解しているから。

ポール: オーケー、ラジ。

ラジ:  貴方が助けを必要としている様に感じているのは知っています。 しかしこの時点で貴方を助けられる人はいません。

ここにいる人(一つのもの)は「貴方」だけです。 そして「貴方」(貴方自身/神)の前には他の「一つのもの」は誰も居ない事を明確に判っていなければいけません。

貴方の全「存在」は、その「整合性(Integrity)」故に、その全ての無限の中で「貴方」と調和しており、「貴方」を愛しており、「貴方」をサポートしています。

「貴方」以外に、貴方の間違った自己感覚(自己同一化の間違い)の縛りを意識的に解く事が出来る人は居ません。 この間違った自己同一化(アイデンティティ)が「自分には今のアイデンティティを捨てる事は出来ない」と言い立てるのです。

この時点で会話を中断しましょう。
貴方が必要とするなら何時でも会話を再開しましょう。 

しかし貴方には、貴方自身の「存在」と物事の「リアリティ」に対して、より意識的になり、静かにそれと一つ(一人)に成って欲しいのです。 これが新生児の貴方です。

ポール:  オーケー、ラジ。 ありがとう。

(#1)Eddy, Science and Health, 468:10-11.   (メリー・ベーカー・エディ)
(#2)Eddy, Miscellany 242:5-7.  (メリー・ベーカー・エディ)
(#3)Mathew, 13:24-30.  (マタイ)


________________________________________

5月11日 火曜



ポール:  ラジ?

ラジ:  ハイ、ポール。

ポール:  貴方は私とは別の個人なのですか?

ラジ:  ポール、分離とは三次元的概念です。

ポール:  もし私が貴方に私を通して話させて、現在の私のアイデンティティを放棄したなら、私は「リアリティ」を曲解していしまいますか?

ラジ:  貴方が何を言おうとしているか理解しました。

私が貴方に話している時、実際には、貴方の「存在」が貴方に話しているのです。
「マイトレーヤが戻ってくる事」など、私のワークに関する私の体験を貴方に話している場合を除き、上記が起こっている事の全てです。

貴方はこれを信じられてないで居ますね。

ポール:  きっと、信じたくないのだと思います。

ラジ:  ポール、では自分で確かめてみてください。

ポール:  つまり今現在、私は自分の「存在」と話しているのですか?

これは私の「存在」がそれ自身を、私の「存在の意識体験」として私に示しているのですか? つまりこれは全然「ラジ」では無いのですか?

ラジ:  その通りです、ポール。

誤解しないで下さい。 前にも言った通り、私は貴方の想像の産物ではありません。

私はここに居ます。 しかし私はここに「ドア」(通り口)として居るのです。
私がここに居るのは、「(その可能性があると貴方が考えなかった故に)自分では出来ないと考えた事」を貴方が出来る様にする為です。

これは言わば、(三次元的自己思考のプロセスを恐れさせ脅かす事無く)貴方の「自身」の裏口から入ってくる様な感じです。

ポール:  ラジ、次の事を訊かせて下さい。 もし私が貴方を欲したなら/必要としたなら、貴方という概念を持ち続ける事は可能なのですか?
それとも、この様な概念も放棄するべきなのですか?

ラジ:  貴方はそうする事(自他の区別を保持する事)も出来ます。

しかしあなた自身も気付きつつある様に、そうした場合、貴方は自身の「整合性」に関してある程度自分をごまかす事になり、それは貴方を弱く見せてしまいます。

それは「三次元に限定された思考」ほど脆弱ではありませんが、しかし貴方は進み続ける必要があるのです。 貴方は、貴方の「存在」として、貴方の「存在」の「パワー」の中に入っていく必要があります。

これに関してあれこれ考える必要はありません。 貴方が貴方の「自身」を「私/ラジ」として見る必要がある限り、貴方はそうする事が可能です。

貴方が、貴方「自身」を私として見る必要が無くなっても、私はここにいます。
我々の関係は変化したように見えるでしょうが、しかし、それはそのまま続きます。

ポール:  オーケー、ラジ。 それに関しては一人で熟考して見ます。

ラジ:  それで結構です、ポール。

テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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3ヶ所、言い回しや、書き間違いを修正しました。
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翻訳 岡上

Author:翻訳 岡上
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