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Chapter 45

5月15日 土曜


ポール:  ラジ、何故これほど沢山のメカニカルなトラブルが起こるのか理解出来ません。 車、速記の機械、テープ・レコーダー、エトセトラ。

特に、何故車に故障が現れたのか理解出来ません。 この車を修理するお金を払ってしまえば、ビジネスの為にコピー機を借りる事が出来なくなってしまいます。

もしコピー機を借りたら、車が修理出来ず、コピーを拾って回る事が出来ません。

ラジ:  ポール、
「I Am」が、「現れている全て」の実体(Substance)です。

この「ⅠAm」(私はある)が、貴方が貴方「自身」として認識している「I Am」(私は...)です。

貴方が物事を『「I Am」(私は)が視覚化されたもの』以外のものとして見ており、それらが独自に存在していると考えている時、貴方はそれらの物事を源から分断しています。

何故なら、その時貴方はそれらの物事を「それらであるもの」から分離した事になり、そうすると、それらの物事は「存在(感)や機能」をなくしてしまうから。

貴方がこの問題に面しているのは、貴方の思考に何か問題があるからではありません。
これは単に、貴方がこのポイントを明確に理解するべき時が来ている、と言う事です。

貴方はこのポイント(この事実)が理解出来る様に成るほどに育っています。 だから貴方の「存在」に対する意識の中に、この理解をいま統合する(付け加える)べきなのです。

(例えば)車は人が発明したものではありません。 それは「存在」の遍在を(ある程度まで)示すものなのです。

車とは、貴方の「存在」の意識体験が随時貴方に与えられている事を提示しているのです。  
{車とは、遍在している「貴方」の有り様が、何時でも貴方に与えられている可能性を示しています。 だから車を「使えば」貴方は「貴方」の中の様々な場所にかなり高い確率で行ける様に見えるのです。 訳注}

録音機材も同様に、貴方の「過去」のある部分の情報が遍在しており、それを貴方の現在の体験の中で価値ある「過去」の情報として得る事が出来ると言う事を示しています。

それら車や録音機材などを、(概念的に)それらの「源」から分離しようとするのは止めなさい。 そうすれば、それらはその「目的」の成就を示し続けるでしょう。
{機械をその源(神=貴方の「存在」)から切り離して考えるのは止めれば、機械は上手く働き続けるでしょう。註訳}

貴方は、「貴方」の全ては何時でも(つまり今ここに)存在していると言う事実を見失いつつあります。 {だから色々な物が壊れている体験を貴方はしているのです。}

貴方は、一つの事を他の事に依存するものと(概念的に)考え始めています。
「色々なものが独自に存在しており、それらは独自の目的を持っている」と貴方は見ており、それ故にそれらのものに対する貴方の知覚が歪められて居るのです。

ポール:  少ししたら戻ります。 子供達を寝かしつける時間なので。

ラジ:  オーケー、ポール。

ポール:  [短い休憩を取りました]

オーケー。 戻ってきました。

ラジ:  オーケー、ポール。

ポール:  ラジ、私は「供給」に関して、私の「存在」の遍在を上手く見る事が全く出来ていません。
私が毎日の生活に事欠いていないのは確かですが、楽な暮らしとは言えません。
我々が得ているのは必要最低限のものだけです。 そして、大きな負債もカタが付いていません。

ラジ:  ポール、貴方が我々の会話に対する自分の信心/信頼/信念を放棄しかけている事に気付いて下さい。

「この会話をリアルなものとして知っている事と、それがリアルではないのではないかと疑う事」の間を貴方が行ったり来たりしている事がそれを示しています。

この疑いは、貴方が意見や状況からチャレンジ(挑戦)を受けた時に起こっています。
これは自然な反応です。

しかし、もし貴方が(ヨーヨーの様にぶら提げられたり、風に揺れる様に)偶然に左右されたくないと考えたなら、違う態度を取るべきです。

ポール:  もし私が(どの様な状況に面しても譲らぬ)内的力を鍛え上げなければ成らず、それを家族が不足を体験している時にしなければ成らないなら、(私の躊躇も)驚くには当たらないでしょう。 論理的には、貴方の言う事の知的価値は把握できますが。

しかし実生活の問題に成れば、貴方の言っている事はやはりナンセンスに聞こえてしまいます。

ラジ:  貴方の主張は理解できます、ポール。

貴方の供給が「どの様にして法則を起動すれば良いか」以前私が貴方に語った事を思い出して下さい。
それを定期的に行って欲しいのです。

一つ注意したいのは、「自分が何を求めるか」注意して決めなさい。
貴方は自分が求めているものを必ず得るのだから。

ポール:  解りました、ラジ。 進んでいく事にします。

しかし、次の事は言っておきたいです。
もし私の家族の必要がより良く満たされていたなら、もっと容易にこれが出来た筈です。

ラジ:  貴方の言う通りです。 全く貴方の言う通り。 だから、それ(貴方の家族の状況)を今からより良くし始めなさい。 貴方にはそれをする為に必要なものが与えられています。

ポール:  解りました。そうします。 おやすみなさい、ラジ。

ラジ:  おやすみなさい、ポール。 私はスーザンと貴方の両人と共にいます。
しかしなによりも、貴方は何時でも貴方「自身」と共に居るのです。


________________________________________
5月17日 月曜



ポール:  ラジ、何故この様に妨害や欠乏や「自由とよき事の表現と体験が疎外されて居る」と言う幻想が我々の生活の上に表れて居るのですか?

その原因を知り、状況を修正出来る様に成りたいのです。
これに関して何か言ってくれませんか?

貴方は、邪悪な存在や力やパワーは存在しないと言いました。
しかし神/善良/調和などと反対のもの、それらとは違うものが影響を持っている様に見えます。

ラジ:  ポール、貴方は三元的思考プロセス(を使う事)によって混乱して居るのです。
それは何時でも、「何らかの限定された原因が存在している」と示唆します。
三次元的思考は何時でも、「出来事は何か限定された物体や限定されたマインドに原因を発している」と示唆するのです。

ポール:  ここまでは理解できます。

ラジ:  貴方は「一つの原因」、「一つの行動」、「一つの生命/マインド/存在/意識」しか存在していない事を理解しなければいけません。

これは、貴方が体験している様に見えている全ての事が、その「一つのマインド/存在/意識」内に含まれていると言う訳ではありません。 そうではなく、『貴方は特定の小さく分かれた「原因」に対処しようとしてはいけない』という事なのです。

つまり「神」以外の神々を持ってはいけないと言う事です。
{神以外の原因を考えてはいけない、と言う事です。 訳注}

他の人々が今どの様な事をしており、彼らが(貴方の学んでいる事を)学んでいようともいまいとも、貴方の面している事に他の人が面していなくても、構わないのです。

『貴方は、あたかも自分だけが存在する「たった一つ」であるかの様に、物事に当たらなければいけません。』

『そして貴方は、「一つの現れ、一つのパワー」しか存在していないものとして、物事に当たらなければ(物事を考えなければ)いけません。』

貴方は、『「物/思考/信念/物体/状況」をあれこれと「操作」する視点』に立って行動し続ける時期を通り越しています。

ポール:  私はピンクの菊を見ています。 これも貴方のコミュニケーションなのですか?

ラジ: 菊のピンク(色)は、それ自身輝く美として存在しています。 それ以外のものは存在していないかの様に。

貴方が見ているイメージは 『それ自体の「輝く充満/美/それがピンクな菊であると言う事」を示す目的/意思』以外のモノ(物/目的/概念)が存在していると言う示唆を全く無視する事を、貴方に教えようとしてます。

「(あるべき様に)ある事」が道なのです。 これが輝きそのものです。 これ以外に「それ」(道/輝き/存在)はありません。

信念を考慮する(そうかもしれないと思う)事、「外側」の物体を操作する事、「ポジションや地位や力」を志向する事が、我々を三次元的枠組みに縛り付けてしまうのです。

宗教はこの領域で働いています。 エコノミーもこの領域で働いています。 実際に「生活/生命」の全てはこの領域から「働き掛けられて」いるのです。

この領域から出る時が来ています。 そしてこれを中途半端に行う事は不可能です。

少しでも限定された視点を保って、そこから物事に対して「働き掛けて」いたなら、「存在」(貴方の存在)の四次元的体験へ移行する事は出来ません。

「存在」は、(とても重く/労働に満ち/汗水垂らす事である)三次元の物や思考の様に限定されてはいません(「存在」は次元的ではありません)。

ポールそしてスーザン、貴方達は二人共とてもスムーズに(四次元的枠組みへ)移行しています(貴方がそう感じていなくても)。

この状況が起こっているので、貴方は「自分達の三次元限定の思考に縛られている人達」と上手くコミュニケーションする事が出来ないでいるのです。

これに驚かず、これに憤慨する事も止めなさい。

ここで貴方がする必要のある唯一の事/貴方に出来る唯一の事は、先に進む事、と言うよりは、「存在」として静かに立ち止まっている事です。 
貴方達二人はこれを上手くやっています。

貴方のポジションの正しさの証拠を、「限定された視点の枠組み内」に求めるのは止めなさい。

概念的に、客観的に、貴方は物事が正しく働いていない事の「表れ」を見ています。
いや。 「正しい」と言う言葉をこの表現から取り除いて、より正確な言い方にしましょう。

貴方は、物事が働いていない事の「表れ」を見ています。
つまり次の事が、ここで起こっているのです。

貴方が三次元的な見方をしていた時、貴方は「物事がある特定の働き方をする」と考えました。 そして今貴方は、物事が実際はその様(貴方の三次元的考えの様)には働かない事を客観的に見ているのです。

いま働いていない様に見えている全ての事は、(貴方が今居るそこで)現在実際には働いているのです。 それら物事の「リアリティ」は全く変わらずに働き続けているのです。
これが確実な事です。

限定された視点から無限の視点へ見方の枠組みをシフトする度、この様な幻想の矛盾が体験されます。
この幻想(物事が働いていない様にみえている事)は永遠に続くものではありません。

これは逆さまの「道しるべ」です。 これは逆さまなので(良い事に見えないので)、何らかの導き(ガイド)がない限り、これを体験した人は無限とは逆の方向へ行こうとしてしまいます。

(物事が上手く行っていない様に見えている)この状況に対しては、単にそれを観察するだけで十分なのです。 それに対応したり、上手く処理しようとしてはいけません。

天の大国(天国)は「デーモンや悪魔やデビル」に護られている様に見えます。
何故なら、「存在」の非個人的なあり方が、エゴにはその様にしか見えないからです。
それはエゴの終焉を意味しているので、(エゴにとっては)とても「悪しき事」なのです。。

針の目(針の穴)を通って天国に入れないのは、エゴと言う荷物だけなのです。
エゴは天国へ入って行けないので、針の目(針の穴)の周りに恐ろしいイメージを置いて、人がそこを通らない様にしようとします。

貴方は自分に起こっている事が困難だと考えるかもしれません、しかし、後から振り返れば、貴方が無傷で通って来ている事が解るでしょう。

何故なら、貴方は「何がリアルか」強く認識しており、その「リアリティ」を信じているから。

貴方はこれを自分自身で行わなければいけません。 だから貴方は孤独を感じて居るのです。 だからコミュニケーションがなく、自分に起こっている事が理解出来ないと考えて居るのです。

貴方は「何が起こっているのか」知りたがっています。
上記の事が、起こっているのです。

貴方から引き離されたものは「分離感覚」だけだと、貴方にも解る様に成るでしょう。
貴方が(針の目を通る)この旅を始めたとき、「分離感覚」はまだ貴方に纏わり付いていました。

私は「心配しないで。全ては上手く行きます。」と言う事も出来ますが、貴方がそれを信じられない限り、私がそう言ったとしても何の助けにも成らないでしょう。

「貴方の存在のリアリティ」を貴方に信じさせる事が出来るのは貴方だけです。
これは既に「貴方」の事実であり、貴方はこの「時間」をこの「事実」に基づいて生きる必要があるのです。

この過程で「起こっている事」を概念化してしまわない様に気をつけなさい。
古い論理や行動の「基準」を使ってしまわないように気をつけなさい。
それらは正しく当て嵌まらない可能性が強いのです。 何故なら殆どの基準は限定を基に作られているから。

貴方は良くやっています。(「そう聞いて、貴方が勇気付けられるか」は解りませんが。)

貴方は言わば、視界のとても悪い所で計器着陸しようとしている飛行機の様なものです。
貴方は、客観的証拠を得ないまま、自分の内部の飛行プランに従って進んでいます。

着陸を続行するか、中断してより好ましいタイミングまで待つか、は貴方次第です。
しかし私は、より好ましいタイミングなど存在しない事を指摘しています。
人が天の王国へ入ろうとするとき、クリアな三次元的視界は存在しません。

これが貴方の質問への答えに成ったなら、さいわいです。
私はこれが答えである事を知っています。

ポール:  ありがとう、ラジ。

ラジ:  どういたしまして、ポール。

テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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改訂

数箇所の文章の細部に修正を行いました。
大きく変化した所はありません。

供給ではなく

供給ではなく、「豊かさ」とコンタクトをとるようにすると
より簡便に、「豊かさ」を体験することができるような気がしてきました。

岡上さん、いつも訳をありがとうございます。
とても読みやすいです、ありがとうございます。

まるさん、今日は

しばらくお休みしていましたが、今日から翻訳を再開します。


プロフィール

翻訳 岡上

Author:翻訳 岡上
ACIM - A Course In Miracles

hiro.okaue@gmail.com

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