スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第六章

1991年 1月20日 日曜

ポール: 今日は酷い日でした。 頭痛がして気が滅入っている感じです。
アポイントメントをキャンセルしたりするのは辛かったです。

貴方はPacific Palisadesのワークショップで『痛みとは認識されていない「よきもの」だ』と言いました。 貴方は「痛みは抵抗だ」とも言いました。 確かに我々が前回話して以来、私は貴方を殆どチェックしませんでした。
だからここで「痛い!」と言いましょうか。

ラジ: ええ「とても痛い」ですね、ポール。

(「センターにいる視点」が一番必要な時に、明確化への最上のチャンスに、枠を破る最適なチャンス時に)エゴが「痛い」を使って「私と話さない事」を正当化しようとする事に気付いていてください。

貴方は我々が一緒である事を思い出して下さい。
貴方の知覚は、貴方が私から(時空間上で)とても離れていると言うでしょう。これは不正確で混乱した考えです。

貴方は必要十分なだけ私と繋がらなかったかもしれません。 しかしそれでもそこに起こっていた繋がりにより、この混乱が軽減されました。

今日貴方は、とても縛り付けられ/閉じ込められ/とても窮屈に感じています。

これは貴方の動きが止まったからではなく、それが動いていて(貴方の)抵抗を通して動き続けているからです。 手順や抵抗の中を動き続けて、それらを弱体化/不安定化して、それらの一貫性/構造的強度が無くなって消えてしまうように。

ポール: ラジ、今日の体験を攻撃(あるいは戦争への世界的心配/イラクの紛争/より身近な攻撃/怒りなど)として説明する事が簡単に出来てしまい、脅威/侵略に対するメンタルな準備が必要に感じてしまう事に関してはどうしたら良いのでしょうか?

ラジ: もしそれらが本当なら、ポール、貴方に何が出来るでしょうか?

もし貴方がそれらの事に関して何も出来なくて、状況内に閉じ込められてしまっていたとしたら、その時「貴方の整合性(Integrity)」はどこにあるのでしょうか?

それは、素晴らしく聞こえるだけのアイディア(絵に描いた餅)なのでしょうか? それともそれは事実なのでしょうか?

もしそれが事実なら、他の人達が彼らの内部でどの様な事にエネルギーを与えて、自分達を縛っていたにしろ、それがどうだと言うのでしょうか?

幻想はそれを見ている人の眼の中に存在しており、「外側」にあるわけではありません。

我々はこの数日間、貴方を故郷(貴方が幻想の旅をしている場所)に留め置く事に関して話してきました。
これが(貴方が常に故郷に居る様にする事が)最終的に幻想を消滅させる唯一の方法なのです。

貴方は幻想を向上させる事{幻想を向上させてリアリティにする事}はできません。
貴方に出来る事は、幻想を明確な真理(「リアルなもの」の体験)と取り替えることだけです。

だから貴方は幻想を修正しようとするのではなく、自分の注意/意識を、自分の好奇心の投資/投入を、リアリティ内に与え続けなければいけないのです。
それをする為に貴方は「聞かなければ」いけません。
だから貴方は「自分だけで意思決定をしない事」に同意したのです。

貴方は(目覚めている)私とだけ同盟関係を持てるのです。 貴方は私とだけ幻想でない相互関係を築けるのです。

私は目覚めているが故に(貴方の誤解しているものの内)「何がリアルか」示せるだけでなく、『貴方の「リアリティ」が(体験可能な形で)存在している所』に貴方の注意を導く事により「貴方のリアル」な現われを貴方に照らし示して見せることが出来るのです。

これが同じ事の繰り返しに聞える事は、私も承知しています。
しかしこれがリアルな問題(あるいはリアルな解決)に対するクリアな表現なのです。

実際エゴは起こっている事に対して多数の解釈を与えることが出来ます。
しかしエゴは考える事によってしかそれらの想像的結論に達する事が出来ません。

もし貴方が考える事を控えて「聞いたなら」、貴方は(それら)想像上のものに惑わされる事はなくなります。

貴方がまだシッカリと認識していないのは、「意識を取り戻す」と表現する事が出来る「動き」が本当に起こり始めていると言う事です。

いいですか? 幻想の中に生きる事は、「リアリティ」に対する無意識状態の中で生きる事です。 貴方が「意識を取り戻す」に従い、他の歪んだ体験が起こる事を私は貴方に教えました。

今日起こった事もその一例です。 貴方のエゴは貴方の上に起こっている事を、個人的な欠点/パーソナルな無能/才能の欠如として解釈する傾向があります。
しかし実際には、貴方のリアルな環境が貴方の意識に届き始めており、それが今までの貴方の知覚と一致しない故に、今日起こった様な事が体験されているのです。

今日の様な事が起こった時、貴方が迅速に私に尋ねられる様、私と繋がり私と共に意識的に留まれる様、これを覚えておいて下さい。
これが「眼から鱗が落ちる」というフレーズの真意です。

貴方は(自分の目から落ちた)鱗が何処に行ったか見る事は出来ません。
貴方は急に、よりクリアに物事を見る様に成り、その結果鱗が落ちた事が解るのです。 この「クリアさ」は、初めの内は不思議に/無意味に感じられるかも知れませんが。

しかし貴方は地面を眺めて自分の目を覆っていた鱗が何だったのか見る事は出来ません。
だから貴方は「鱗が何か?」/「それらが何だったか?」理解する事により「目覚める」事は出来ません。 何故なら、それら(鱗)は「リアリティ」に対する貴方の知覚を本当にブロックしているのですが、それらは完全に幻想でしかないからです。

眼から落ちる前に鱗を見つけようとしたり、落ちた後に鱗を調べたりする事は不可能です。 何故なら鱗は実在してはいないのだから。
しかし鱗が落ちた後に貴方が得る「クリアさ/明晰」は現実のもので、それを体験する事が「貴方の持って生まれた権利」であり、それがより明確に示されつつあるのです。

だからもう一度言いましょう(そして何度でも言いましょう)。貴方が私と一緒に居る事により、これ(貴方の目から鱗が落ちる事)がとてもスムーズに実現されるのです。
ここでは「私」と言う言葉は重要ではありません。 「一緒に(繋がり)」が重要なのです。
貴方と私がコミュニケートしている「場所」として「故郷」を体験する事が重要なのです。

このコミュニケーションは、異なる次元の中で行なわれている事ではありません。
これらのコミュニケーションは何時でも「合一意識/一体意識」の現れなのです。

貴方の正しい「マインド」に帰って行く事は「意識を取り戻す」事です。 そして、ここで言う「意識」とは(夢の状態から抜け出た)「大いなる意識」の事です。


ポール、我々が「意識を取り戻す事」つまり「卒業」に関して話し続けており、これが自分のするべき事だと気付き始めるに従い、貴方が眠たくなって来ている事に気付いて下さい。
これは疲れから来る眠たさでは無く、瞼が重く/トロンとして/あがらい難く眠りに引き込まれる体験です。
だから私は貴方に眼を開けたまま私と話すように言ったのです。

『「ここ故郷」に貴方が私と共に居る事』の認識を貴方が自分に許すにしたがい、貴方は大いなる無意識の状態と呼べるものを体験し出しているのです。

つまり、貴方が「私を聞いている事」だけが貴方が「ここ」に居る体験感覚であるかの様に成っており、それは貴方がまだ気付いていない「認識するべき事」がまだ沢山ある事を示唆しているのです。
『「認識するべき事」がまだ沢山ある事』に対して無意識でいる事は、望ましい事(気持ち良い事)としては体験されません。 それは「限定的な事」であり、貴方はそれを上手く受け入れる事は出来ません。
この視点からは、(無意識で居るよりも)見ようとする事の方が貴方にとって容易なのです。 

しかし、もし貴方が私と共に「ここ」に居ず、自分が三次元的枠組みの中に居ると考えたなら、そうして遠い所から(無限のコミュニケーション回路を通じて)私を聞いていると考えたなら、貴方は完全に目覚めている様に見えるでしょう。
そしてこのシフトを行う為には、貴方が(起こっている幻想に対して)無意識になる必要がある様に感じられてしまうでしょう。
だから失う事を避ける為に貴方は私から遠ざかろうとするのです。 ブンブン忙しいポール(貴方の幻想の相棒)が(眠く成って、より無意識的に成って)私から遠ざかろうとするのです
(エゴは)失う事を恐れてこうするのです。

限定された枠組みから見て、これがどれだけ首尾一貫しているか解りますか? 幻想を護ろうとする余り、それをより現実的にしようとする余り、人はより無意識的に成ろうとしてしまうのです。
これはかなり抵抗し難い誘惑です。

「一つ」の視点から(四次元的な視点から)は、無意識からの開放が求められています。
しかし、三次元的に限定されている枠組みからは、無意識的/無自覚的でいる事の方がより望ましく/有利で/信用できるのです。

貴方は「この眠る事への欲求」に屈服してはいません。
貴方は起きて動き回り、眼を開け続けて、頻繁に私をチェックする事を意識的に選択しています。

これは素晴らしい事です。 しかし貴方には、私が貴方に知らせている次の視点も理解して欲しいのです。

この眠気が起こって居るのは、実際に「意識を取り戻す」動き/シフトが起こっているからです。
これは貴方のコントロールが及ぶ事ではありません。 これは必然的に起こっている事なのです。
これが起こっているのは、貴方が「目覚める」事が、貴方の正しい「マインド」に居る事が、自然だからです。

だから私は「ビックリする様な事を期待していなさい」と貴方に言っているのです。
思いがけない事が起こる事を期待していなさい。 動きが起こっているのだから。
今日起こった出来事は予測されていなかった事です。

昨日頭がクラクラしていたり、バラバラに成っている様に感じたりした事は、慣習が強度を失いつつあるからで、それは崩壊ではなく上昇なのです。

貴方が「私と一緒に居る自分自身」を見つけるまで、我々のワークはこれ以上は進めないのです。

そうしない限り(貴方は「私が言って来た事」を表現する過程で自身を割り引いて/貶めて考えてきたので)貴方は最近体験している様な傷付き易さや不安定さをもっと体験してしまうでしょう。 
しかし、この自分自身に対する「自信の無さ」無くしては、貴方は初めのうち私を聞くことさえ出来なかったでしょう。{だから、それはそれで必要な一過程だったのです。}

しかし現在貴方の「存在」と「存在」の開示そのものが、貴方の貶められた(割り引いて考えられている)「自己感覚に耐える事の出来る範囲」を超えて動き出しています。

だから貴方は『貴方の「現れ」とそして私』を抱き入れられる程に大きくなる必要があります。

私が(貴方の場所に)貴方と共に居るのではなく、貴方が(私の居る所に)私と共に居ると気付いた上で、「私と一緒に居よう」という貴方の意識的意図を、意識的に体験出来る様に成らなければいけません。

何故ならこのプロセスは私を発見する為のものではなく、「貴方」を「貴方」として貴方に示す為のものだからです。

もし貴方が、四次元的エネルギーをチャネルしている三次元的な人間で有り続けようとしたなら、貴方は躓いてしまうでしょう。

だから私は何度も、私と共にいる事は(三次元と四次元のギャップを橋渡ししているのでは無く)完全に四次元的な関係なのだ、と言い続けているのです。

貴方が「自身」を知るべき時が来ています。 これをする為には、貴方は私と、あるいは精霊と、あるいは父と霊的交歓(communion)していなければいけません。(精霊/父/私と一体でなければいけません。)
それをするには、四次元内で「四次元的存在」と繋がる必要があります。
三次元内で「四次元的なもの」と繋がる事は不可能です。

だから我々の一番最初の会話の時から、貴方と私が四次元的に働いてきた事を貴方は明確に理解しなければいけません。
だから私は、(詳しく説明はしませんでしたが)「貴方が四次元の方へ既に良く移行している」と言ったのです。

そして今まで貴方は(我々が貴方と私だけで、あるいは個人セッションで、あるいはグループセッションでワークしていた時)自分が四次元的に機能して来た事を(少なくともこれ程明確には)知りませんでした。

私が今これを貴方に言えるのは、今まで九年間の体験が全く否定できない事実として(貴方の中で)確立されており、貴方のエゴがこの情報を使ってそれを否定する事は不可能であり、だからその拡張が可能なのです。

我々が話し始めてから貴方が把握し出した文脈を、「我々のコミュニケーションが霊的交歓であると言う」この構図を、貴方は持っていなければいけません。

これは完全に四次元の中で起こって来ているのです。 つまりこれは完全に四次元的な事なのです。 だから貴方は知らないうちに、四次元的に働いていたのです。

貴方は何時でもこの理解を持っていられる様に成らなければいけません。
そして貴方は自分が既に「故郷」に居るという文脈から、この理解を選ばなければいけません。

抽象的なアイディアとしてではなく、9年間の実体験として(この理解を掴み取らなければいけません)。
そして(物事に対する三次元的知覚と対比させて)その明確な文脈の中で、無知/孤立/幻想に対する信心や求心やエネルギーの投資が簡単に止められるように成らなければいけません。

さて今晩はここで話を止めましょう。

今晩寝る前に、この会話全体(の録音)を聞き直しておいて下さい。
明日また話しましょう。

テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

コメントの投稿

非公開コメント

改訂

『「認識するべき事」がまだ沢山ある事』に対して無意識でいる事は、望ましい事(気持ち良い事)としては体験されません。 それは「限定的な事」であり、貴方はそれを上手く受け入れる事は出来ません。

と書き直しました。
プロフィール

翻訳 岡上

Author:翻訳 岡上
ACIM - A Course In Miracles

hiro.okaue@gmail.com

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。