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第十一章

1991年 2月6日 水曜


ポール: 過去9年間貴方は私に一定の事をする様に指示して来ました。
そして貴方は変化について述べていました。 それは(我々の向かっている)方向がシフトする事を示唆していました。

我々は前回一連のワークショップを行い、貴方は『それらが「貴方の今までに言って来た全ての事」のエッセンス(要約)になっており、それらを活字にするべきで、この一連のワークショップにより「貴方が卒業と呼んでいる何か」が完了した』と言いました。

しかし我々は自分達の家に戻って来て、何も上手く行っていない事を発見しました。
私が何が言いたいか解るでしょう。

波に乗っているフィーリングや波を捉えられたフィーリングは持てていません。
私はただ同じ所に座っている様にしか感じられません。
ここには動きがありません。動きのフィーリングその他が無く、「必要なもの」さえカバーする為の収入も発生していません。

これは、我々が9年前に話し始めた時の会話にとても似ていますね。
私は何が起こっているのか知りたいのです。 

きっと私の質問には、次のような事も含まれていると思います。
この卒業は内的なだけのものなのですか? これは私だけの知覚シフトなのですか?
それとも、ここには(貴方の指示が暗示している様に見えた)この時期に特別必要とされているワークの為のシフトも含まれているのですか。
これが私の質問です。

今晩が、我々が初めて話した時から丁度9年目の前日なのですが、この様なアニバーサリー(記念日)には何か特別な「変更線ライン」としての意味もあるのでしょうか?
なにかタイムラインの様なものは機能しているのでしょうか?

ラジ: ポール、これは内側のシフトであると同時に、(より大きなスケールの)外側のシフトでもあるのです。 大きなスケールとは「貴方を圧倒する様なもの」ではありませんが、確かにそれは新しく、今までとは違う変化を示しているものです。

貴方達両者が(あたかも「自分達が変化へ抵抗する事」で変化を軽減させる事が出来るかの様に考えて)変化に対して抵抗する事は適切ではありません。

貴方は、波頭に乗って(波の動きに同期し、それによって動かされながら)平和を感じているか、そうでなければ大きなストレスを感じてしまう事に成るでしょう。
波頭に乗っている体験内にはストレスはありません。
「動きの最前線にドップリと自身を漬からせ、そこから喜びを体験する事」を貴方自身に許可する事に対する躊躇がストレスを生むのです。

他の人達が「貴方達の事と貴方達の行動」に対してどう考えるか貴方達が心配している事が、貴方達の大きな問題なのです。
貴方は他者の知覚(それが限定されたものであってもなくても)を元に自分の状態を知ろうとするべきではありません。
貴方は故郷の方向を示す誘導シグナル(故郷を示す標識)に頼って、自身の状態を知ろうとするべきなのです。

フォーメーションを組んで貴方と一緒に飛んでいる人達は、貴方が何故この様に動いたりあの様に動いたりしているか知らないかもしれません。
しかし「彼等が動きに対してどう反応するか」気にする余り、貴方が誘導シグナルを見失ったなら、彼等は大変落胆する事でしょう。
彼等は無線通信を通して心配や驚きを言い募っているかもしれませんが、彼等は貴方の飛行航路を使って自分達も「故郷」へ帰ろうとしているのだから。

貴方は、真理を知ろうと自分で伸び上がったのであり、これは「他の人達に真理が解る様にする事を目的として貴方がした事」ではありません。
貴方は他者の賞賛/同意を得ようとしてこれをした訳でもありません。

貴方がこれをしたのは、貴方が行き詰っていたからです。
貴方はどうして良いか解らなくなっており、貴方のエゴに対処できる範囲を超えた問題に面していたのです。

貴方はより沢山のコントロールを執行しようとはぜずに、貴方を故郷への誘導シグナルに繋げたガイダンス(導き)に従う事を選択しました。 これは誰か他の人の影響によって起こった事ではありません。
そして貴方は「それ(コントロールを放棄しガイドを聞く事)を(他の人達とは無関係に)自分自身の理由から尊重出来る様に成るポイント」まで到達していたので、それを選択したのです。

現在他の人達が貴方を故郷への誘導シグナルとして使っています。 何故なら貴方が誘導シグナルと繋がる事を意識的に選んだから。 
これは(他の人達が貴方を誘導シグナルとしている事は)これで全く問題ありません。

しかし、彼等が貴方の周りに集まって来たからと云って、彼等が貴方に期待する役割/行動を、貴方が満たす必要はないのです。 
だから貴方は、『私は彼等が故郷に帰る為の焦点ポイントです。だから私は、彼等の現在の無知や恐れに対して責任を取る必要があります。 だから私は「これが彼等に抱擁出来る{受け入れられる}限界だ」と私が考えた範囲を元に、自分の行動を決める必要があります。』と言う訳には行かないのです。

貴方が、人々の現在の限界(彼等にとって受け入れやすい考えだけ)と繋がりを保ち続けた場合、貴方は故郷への誘導シグナルを見失ってしまうでしょう。

貴方は今日海岸で、下記の気付きを得ていました。 

現在現れている全構造(全状況)が現実化される前に、「貴方に関する何らかの情報(貴方に対する定義)」が貴方に向かって照らし返される前に、貴方の外的体験が貴方自身に関して何も良い事を言っていない時、 貴方の外的体験が貴方の成功や貴方の価値/本質(integrity)を認めていなかった時、貴方は自分の価値/本質(integrity)を『感じた』のです。
だから(特定の)構造や形(状況や現象)が(貴方の前に)現れたのです。

そして今、貴方を見ている人達が、(自分達自身の理由(欲求)から)貴方をガイダンスあるいはガイドとして使う事を決めた人達が、「自分達が貴方を使用している方法」を貴方に示したのです。

「貴方が(彼等ではなく、ガイダンスを)聞き続けていると言う事実」を彼等がどう使ったか、貴方に言って示したのです。 すると貴方は「おお、これは何か私について述べている。 これは私の事を示している。」と考えたのです。
しかしポール、実際には違います。

これは、「他の人々が彼等自身の理由から貴方を使っていた」そのやり方を示していたのです。
彼等がそうしようと選択したからといって、貴方は彼等の期待に答え続ける責任は持っていないのです。
彼等は(もしそう出来るなら)「彼等には容易に把握出来ない事」を貴方が言わない様に貴方に責任を取らせようとするでしょう。

貴方と彼等の両方は、『彼等は「彼等自身の理由」によって「貴方と一緒にいる事」を選んでおり、彼等は「彼等自身の理由」によって貴方から離れて行く事も出来る』と理解していなければいけません。

しかし貴方自身は、(貴方自身の理由から貴方が繋がる事を選択した)故郷への誘導シグナルだけに自分の注意を与え続けなければいけません。

誰かが貴方を案内人として使っていてもいなくても、誰かが貴方の後を付いて来ていてもいなくても、貴方は(貴方自身が良く知っている)貴方自身の「Integrity(良心/価値/統合性」と繋がり続け、善(よきもの)が存在している事を実感し続けなければいけません。

貴方は、彼等が貴方の言動や行動に対して居心地悪く感じ始め、(故郷を目指している飛行隊の)フォメーションから抜けて、他のパイロット達と「こいつからは離れていよう、彼はクレージーだから。」と言い合ったなら、『それが貴方の「Integrity(良心/価値/統合性)」についてなにか言っている(なにか示している)』と考えてしまっています。

『貴方の(外側の認証を必要としない)「Integrity」に対する気付き』から『貴方の「Integrity」の感覚が他者の意見に左右されるように感じられている状態』へとシフトしたのは、単に他の人達が貴方の周りに居たからです。

彼等は、「自分達が意識的に貴方の周りに集まっている事」を示しており、彼等がその様に選択した故に「貴方は彼等に対して責任を負っている」と暗に言っているのです。

貴方は「彼等は彼等自身の理由からそれをしたのであって、それは貴方に関しては何も言っていない事」を忘れてしまっていました。
それ(彼等の言動)は、彼らに関する事を示しており、それ以上の事として受け取るべきでは無かったのです。 しかし貴方は彼等を気遣う思い故に、彼らに対する責任感を持ち始めていました。

もし貴方が本当に責任ある事を行いたいなら、彼等を無視して、故郷への誘導シグナルに注目し続けなさい。 何故なら、それこそ彼等が貴方に頼っている理由だからです。
(その場合でも)彼等は、彼等自身の理由から貴方に頼っています! {そして、それ自体は全く問題ではありません。}

「私は真理を表現しながらエゴの規範/基準を満たす事は出来ません。」という言葉は貴方にも当て嵌まります。
貴方は、自分の注意を故郷への誘導シグナルへ据えながら、貴方の周りにいる(誘導シグナルをまだ体験していない、だから貴方以上に強い恐れを体験している)人達の規範条件を満たす事は出来ません。
彼等が去ってしまわないか心配するのは止めなさい。 貴方は「グループ」を組織した訳ではありませんでした。 違いますか?

(もし貴方の下を去れば)彼等は「他のリーダー」を探すでしょう。 彼等は探しているものを見つけるでしょう。 彼等の方が、貴方と共に留まった人達より早く誘導シグナルと繋がるかもしれません。
これら全ては貴方が心配するべきことではありません。

貴方は9年前、「無」の真っ只中に座っていました。
ビジネスは崩壊し、生活保護を受けていて、考えられるような将来像は描けず、「貴方の環境や体験から云えた事」は貴方が脱落者に成ってしまったという事だけでした。
しかし、貴方の「Integrity(良識/価値/統合性)」がそこに存在しており、(不思議に聞えるかもしれませんが)貴方はそれを感じていました。

それから一年間、貴方は無職でしたが、(貴方自身から分離することの出来ない)「Integrity」を感じ続けました。
貴方の「Integrity」は、失敗や崩壊などのゴチャゴチャした証拠を見透かして、貴方を見抜いていました。

『「Integrity」が存在していると云う証拠』が全く現れていないにも係わらず、貴方の「Integrity」を貴方が体験し、貴方が抱擁し、貴方がそれを自分のものとして保持している事が、「貴方の故郷を示している誘導シグナル」だったのです。
そうする事で、貴方は私と話せる様に成ったのです。 これ故に、我々のコミュニケーション・ラインが設立されたのです。

そして9年後の今、貴方はシフトが起こりつつある事を感じています。

貴方は、「シフトが起こっている」と私が云うのを聞いて、貴方自身の中の針穴を通っています。
しかし貴方は全てを失ってはいません。「貴方の世界が崩壊しつつあると云う知らせ」は全然聞えて来ていません。 そして貴方は「Integrity」が失われていると感じています。

ポール、これは有益な事ではありません。
貴方の「Integrity」の体験が失われているのは、貴方が周りの人(の許容範囲)を気遣い過ぎているからです。 あたかも、貴方が自分の意志で彼らのリーダーに成った様に。
しかし実際には、彼等は彼等自身の理由/意思で貴方の周りに集まる事を決めたのです。

貴方はここで冷静でなければいけません。 彼等が望むなら一緒に飛んでいなさい。
彼等が望むなら、去るままにさせなさい。
自分自身を非常に明確にしておきなさい。 
彼等には、貴方が「群れ」を望んでいない事をハッキリと伝えなさい。
群れのフォーメーション(構成)は天国に帰る為の必然事項ではなく、しかし彼等が貴方と共に居たいならそれも可能ですが、彼等は彼等自身の理由から貴方と一緒に居たがっている事を認識し、貴方は「群れのリーダー」の役割はしない事を明確に言いなさい。

貴方は貴方であって、貴方自身の理由から「故郷」へ帰ろうとしているのです。

テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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改訂

沢山の修正を加えました。

Re: 二点あります

了解。
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翻訳 岡上

Author:翻訳 岡上
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hiro.okaue@gmail.com

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