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炎と風

雨の夜、タクシーに乗りました。
人の良さそうなメキシコ系の運転手が唐突に話しかけてきました。
「オーラの色は7個あるいは12個、青いオーラは...、赤いオーラは...、そして黄色は...。 それを24個に分ける人もいる。」
「へー、そうなの。」 私は疲れており適当に聞き流しています。
彼は気にする風でもなく、「あなたは既に知っているのだね?」と言うのです。 そして次々にスピリチュアル系の情報を教えてくれるのです。
その度私は「OK」と生返事。 すると彼は「あなたはこれも既に知っているのだね?」と言うのです。
そのうちタクシーは小高い丘を登り出しました。 こんな所を通るはずだったのでしょうか?
運転手は彼自身の過去に関しても教えてくれます。 私はただ「OK」と頷いていました。
でも、ふと私も自分のことを話したくなったのです。「私の話が聞きたいかい?」 
運転手は「OK」と言いました。

一つ目の話:
そこはアラスカの離れ島です。 私は木で組んだ窮屈な檻の中に入っています。
男たちがその檻をかかえて小高い丘の上に登り、それを台の上に据えました。
そして私を燃やしたのです。 私は怒りと共に燃え上がりました。
燃えながら私は誓いを立てました。 「私は風になって戻ってくる、そして全ての樹木を吹き倒すだろう。」
なぜ私は生贄でなくてはならなかったのか?

二つ目の話:
私はアズテカの王子です。 (運転手:おお、俺はアズテカの戦士だった! 私:ハイハイ、分かったから、少し黙って聞いていなさい。)
私の聖なる仕事は神に捧げものを与えることです。
でも私はもう厭き厭きしています。
犠牲を捧げることは、それは爪を切るぐらい簡単なことです。 それは髪を切るぐらい雑作ないことです。
それでも私はこの義務にウンザリしています。
どうして私はその様なことを続けなければいけなかったのか?


「話は終ったよ。 で、どうしてなの?」
「運転手: それは、人々に愛を教える為だ。」
「?」
「運転手:あなたは人々に愛を教えたのだ。」
「??」

彼の言ったことは私には全く理解出来ませんでした。
でももう少し訊いてみましょう。
「私はしなければならない事はすでに全部した。 何故私はまだ生きているのか?」
「運転手:お前にはまだパッション(情熱)がある。 」
「?」

私はメキシコに行ったことは一回しかありません。
でもアラスカへは何度も行きました。 
冬には時速50キロの暴風が大木をなぎ倒す雪の世界です。
突然吹き荒れる風に驚かされながら、セスナに乗ってあの小高い丘のある離れ島にも行きました。 そこにある多くの樹木を切り倒す為に。
これも幻想なのでしょうか? そうなのかもしれません。
まだ続きがあるのかもしれません。 それも良いでしょう。

そしてアズテカの戦士は私の為に車を運転してくれたのです。 私が神と和解出来るように。

テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

精霊

そこはフランスでした。
白い広い庭の中です。 グラウンドと言うべきなのかもしれません。

青ざめた顔の人がいます。 これが私です。
上質な青い上着と、卵色の絹のパンツ。 とても上品ないでたちです。
血の気が引いて、白い顔が一層白く見えます。
それを私が見ているのです。 少し離れた所から、宙に浮かぶ光の玉になって(これが霊です)。 

私は庶民の出でした。 しかし才覚のある努力家で、官僚として成り上がって行きました。
自分の努力で道を切り開いたのです。 「これでもう誰にも馬鹿にされない。」

しかし思わぬ事が起こります。
初めは馬鹿騒ぎだと思っていた騒動が革命に成ってしまったのです。
私は捕まりました。 茶番のような裁判の後、ここに引き出されてきたのです。
これはまるで悪夢のようです。

私は庶民のためになることをして来た筈です。(彼等の一員でありたいとは思わなかったけれど。)
なのに何故、私が罰せられなければいけないのでしょう?
しかし、霊である私は怖れていません。 

まだ私は迷っています。 
もしここで自分の出生を語り泣いて慈悲を乞うたなら、命は助かるでしょうか?
でも、その様なことが私に出来るでしょうか? 命と引き換えでも到底出来そうにありません。
「惨めな生まれでも私は特別だ。私は頭が良い。私は努力した。」
このプライドのために私は生きてきたのです。
でも、もうそれもすぐ終るのでしょう。

その人のすぐ傍に浮かんで待っている様に見える霊は何を思っているのでしょう?
しかし、私がその霊なのではなかったのでしょうか? 私はその人を見ているのです。
私はその人であり、その人の傍に居る霊であり、その二つを見ている視点でもあるのです。

テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

イエス(目覚めるための夢)

イエスが言いました。「私を、私の弟子のもとに連れて行きなさい」。
(随分とずんぐりむっくりしたイエスです。)
確かあれは午後の日差し、そして赤い岩肌の町でした。
雲は低く、光のカーテンをゆっくりと動かしていました。

やがて小高いところに着きました。
それは樹の板で作られた牢屋のようでもあり、打ち捨てられた小屋のようでもありました。

その人はそこに横たわっていました。
髪の毛と顔中の髭は栗毛色でした。 背は低いけれども、とてもがっしりとした、まるで雄牛か、それこそ赤岩のような体です。
その人は打ち捨てられ、石のように固まって、しかし死んではいないのです。
そこにいるその人は、身動きが出来ないほど、ものすごく固くなってしまったのです。

その人そっくりに見えるイエスがその人を包み込みました。 彼等は一つになったのです。
そこには光しか残っていませんでした。
私はそれを見ていました。

「これ以外のことをする必要はない。
今すぐ、他の全てのことを止めて、私を私の弟子のところに連れて行きなさい。」

この人は誰ですか?
「貴方の兄弟です。」
これは私ではないのですか?
「貴方の兄弟です。」
「貴方が自分にして欲しいと思うことを、他の人にもしてあげなさい。そうすれば、あなたのためにこれを既にしてくれている人がいることに貴方も気付けるでしょう。」

テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

プロフィール

翻訳 岡上

Author:翻訳 岡上
ACIM - A Course In Miracles

hiro.okaue@gmail.com

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